部屋づくり

子どもがたくさん散らかしても平気なように、押し入れを『おもちゃ箱』にした話

気付くと部屋中におもちゃが散らかっていて、ため息を吐いてるマジョです。

子どもってすごいですよね、どうしてこんなに散らかせるのだろうってくらい毎日散らかしてます。
しかし、私は引っ越しをして心の平穏を簡単に手に入れられるようにしました。

散らかし魔神・息子はいつでも散らかす

イメージ写真(by 写真AC)

息子が散らかし魔神なのは、もう引っ越し前からで。
片付けるためのケースを買い、ナニを入れる、ドレを入れる、と何度決めても入れてくれないし、どこに置く、置く場所に名前をつける、といったことをしていてもなかなか出来ません。

片付けることができない上に気が移りやすい息子は、おもちゃを散らかしては新しいものに飛びつくので、難しいんですよね。
引っ越し前は半ば諦めてて、散らかし放題のままにしてることが多かったです。

新居では押し入れの一部を『おもちゃ箱』にしました

現在のお家では、大きな押し入れがリビングと寝室にあるんですが、内見にきた時から息子はこの押し入れをとても気に入っておりまして。

そこで閃きました。
押し入れの一部をまるごと『おもちゃ箱』にしよう、と。

寝室にある押し入れに洋服類を詰め込んで、リビング側にある押し入れは、下段を息子用に明け渡し、上段に本と季節ものを置くことにしたんです。

もちろん、ただおもちゃを放り込むだけでなく、息子専用の遊び場も兼ねています。
狭くて薄暗いので、一人になりたくなった時のカームダウンスペースにもなりますし、秘密基地感もあっていいかなと。

押し入れを『おもちゃ箱』にする準備

押し入れは人が居座ったり、おもちゃをジャラジャラ広げたりすることは想定されていないので、まずは床面に防音マットを敷きました。

タイルタイプだったので敷きやすかったです。

そして、3段カラーボックスを1つ横倒し状態で押し入れの奥の方へ。
ここに色んなおもちゃを入れるケースや、絵本を入れてもらう感じです。

あとは、襖を閉めた時に真っ暗になってしまうので、電池式のライトを置けば完成!

気を付けたいのは、襖を閉める時のこと

襖は閉めると真っ暗になると同時に、内側からは簡単に開けられません。
なので、なるべく普段は開け放しておくようにして、内側からは開けづらいからあまり閉めないこと、閉める場合は少し隙間を開けておくようにと伝えてあります。
冬場はいいですが、夏だと暑さで熱中症になりかねないのですからね。

とはいえ、うっかり閉め切ってしまうこともありますし、子どもは約束を忘れる生き物です。
鴨居の端にスポンジを挟み込んでおき、たとえ閉め切ってしまっても隙間ができるようにしてあります。

押し入れをおもちゃ箱にしてみた感想

引っ越し当初は大喜びで押し入れに入り浸っていた息子。
ところが、家の中が整ってくると入り浸ることは減ってしまいました。

たぶん、おもちゃを入れすぎて、居座るスペースがあまりないからかなぁとは思いますが。
あと、学習机やその他の場所で動き回りやすくなったので、そちらで遊ぶのが楽しいからかもしれません。

最大のメリットは、部屋の片付けが楽になったこと

息子の利用率は減りましたが、部屋を片付けたい!となった時はとても便利です。
だって、押し入れにおもちゃを放り込めばいいだけなんですもん。

このおもちゃはあの箱に、この絵本はあっちの棚に、ということを考えなくていいんです。
とりあえず、押し入れに入れておけばいい。
そして余裕のある時に、押し入れの中でおもちゃを整理すればいいんですから。

そして来客がある場合は、押し入れを閉めてしまう。これで完璧!

また、片付けが楽になったので、息子の声かけもシンプルになりました。

ワタシ

「お掃除するから、おもちゃを押し入れに入れてね」

こう言えば、息子もおもちゃをとりあえず押し入れに入れるというシンプルな作業をするだけなので、混乱せずにやってくれます。

前の家ではなかなか片付けが終わらないせいで、まめに掃除ができなかったのですが、今は週に1〜2回は掃除ができるようになったので、心が穏やかです。うれしい。


片付けをしたい時は、片付ける場所を決めるといいと言いますが、見せる収納とかでここにはコレ、あっちにはソレ、みたいな細かい決め方をしても、小さい子どもにはまだまだ無理な話です(子どもの性格もあると思いますが)。

ざっくりとした『とりあえずここにまとめておく』場所があるだけで、声かけも作業もシンプルになり、ちょっと余裕ができるんだなぁと思いました。

子どもの片付けのできなさにイライラする〜!って人は、ちょっと大きな『おもちゃ箱』を用意してみるのもいいかもしれませんよ。