緊急事態宣言続きで、なるべく引きこもりましょうという生活が続いていますね。
そんな状況なので『おうちキャンプ』を始めたのですが、それから息子は『室内遊牧民』となってしまいました。それなりに自粛生活を満喫する、楽しい暮らしぶりをご紹介します。
『室内遊牧民』とは何か?
遊牧民は、モンゴルなどの草原で、家畜達の牧草が生えている地域に合わせて移動しながら生活する人達のことです。『室内遊牧民』は、それを室内で行っている、という感じ。
簡単に言えば室内でも広げられるサイズの『ポップアップテント』で自分の居場所を変えながら生活しているんです。移動と言っても、狭い室内ですから、昼間はダブルベッドの上に広げて、その中で遊んだり宿題して、夜はリビングに移動して、ビーズクッションソファをベッドにして寝る、という感じです。
移動する時は、移動場所のスペースを確保し、テントの中身を一度出してからテントを移動。移動して広げたらまたテントの中を整えます。毎朝毎晩の移動が少し面倒ですが、本人がテキパキと行うので、気分の切り替えにはなかなか良さそうです。
『ポップアップテント』を買ったきっかけ
このポップアップテントは、春先くらいに私がよく洋服を買っているお店の店頭で売っていたもの。
それをみた息子が「コレでキャンプしたい!」と言い出したんですね。本格的なキャンプは無理だけど、公園や川沿いなんかで建てたら、日陰作れるし、ソーシャルディスタンスも取れていいのかな?と思い買いました。
ちなみに買ったテントは『studioCLIP』の北欧柄が可愛いポップアップテント。畳むとこんな感じでなかなかコンパクトになるので、保管場所もそんなに取りません。
そんな感じで買ったものの、近場の公園はそもそも人が多くて、なかなかテントを建てるのが難しくて。1回やってみたんですが、遊び回ってる子供達の邪魔になってしまってる感じだったので、1時間くらいで帰りました。
しかし、息子はそれではやっぱり楽しみきれなかったのか、次にやり始めたのが『おうちキャンプ』です。
おうちキャンプから室内遊牧民に
おうちキャンプと言っても、ただテントを建てて、中で寛ぐだけです。昼間は一番利用しないダブルベッドの上(わりとジャストサイズ)
息子はそこでゲームしたり、宿題やったり、ご飯もそこで食べてました。最初はテント内に段ボールを置いてテーブル代わりにしていましたが、折り畳める小さいテーブルを買ってあげたので、今はそこが作業場所です。
最初は昼間だけでしたが、ついに「テントで寝たい!」と言い始めたので、夜はリビングのコタツテーブルをずらして場所を確保。中にビーズクッションソファを敷いてそこで寝るようになりました。
これが思いの外楽しかったようで、そこから『おうちキャンプ』あらため『室内遊牧民』のような生活を始めたのです。
室内遊牧民のためのアイテム
こちらは室内テントで過ごすようになった息子さんが愛用している品々。
ランタンは電池式のLEDライトです。灯りの調節もできる優れもの。
テーブルは足が折り畳めるので、ローテーブルにしたりもできます。
寝具はベッド代わりのビーズクッションソファと、愛用の肌ふとん。あとは好きな本とiPadとSwitchを持ち込んでいます。
さすがにずっとクッションソファはどうかと思い、寝袋的なものも購入しました。
モンベルのファミリーバッグというやつで、封筒型の寝袋です。
L字にファスナーがついてるので、全開にしたら大きなブランケット、ファスナーしめて中に入って寝たり、暑い時はその上で寝たり、色々使えます。
折り畳み椅子も買ったので、わりと本格的になってきました。
キャンプ場所は生活もしながらちょうどいい場所はどこか?とまだまだ模索してるので、定期的に変えています。まさに遊牧民な生活。
こんな感じで、なかなかおうちキャンプを満喫しています。
今だけできることをやらせてみたい
身体が小さいうちは、このテントでも足を伸ばせるみたいなので、ちょっとした気分転換用に好きに使わせたいです。
子供たちはただでさえ色んなことが制限され、登校もままならず、行事も満足に楽しめないんだから、家の中では自由でもいいかな、と。
緊急事態宣言やコロナ禍が収まって、旅行とかできるようになったらグランピングにも連れて行ってあげたいですね。